和田重次郎顕彰展示会に多くの方にご来場いただきました。
和田重次郎顕彰会は、去る8月1日から15日まで、松山市にある「坂の上の雲ミュージアム」にて、「和田重次郎顕彰展示会」を開催し、全国各地から多くの人に展示会を観ていただき、和田重次郎を知っていただきました。
初日の1日は、テープカットの後、南海放送ラジオによるラジオシンポジウムが、午後1時から3時まで開催され、ゲストとして、アラスカ在住の日本人マッシャー 舟津圭三氏と、和田重次郎を描いた「オーロラに駆けるサムライ」の著者 谷 有二氏が南海放送アナウンサー寺尾英子さんの軽快な司会進行により、和田重次郎を通してのアラスカやオーロラの素晴らしさ、地球環境保護の大切さ、そして何より和田重次郎の母セツへの孝養の精神による人間の温かさが伝えられ、素晴らしい番組になり、会場に来られた方やリスナーから感動したとの声が数多く寄せられました。
2日は、松山市総合コミュニティセンター・コスモシアターにて、和田重次郎顕彰会会長の土居貴美氏の司会で、舟津圭三氏と谷 有二氏によるトークショーが行われた後、和田重次郎を描いたプラネタリウム番組「オーロラに駆けるサムライ」が投影され、多くの家族連れがアラスカとオーロラの美しさと雄大さに感動していました。
最終日の15日は、プラネタリウム番組「オーロラに駆けるサムライ」の挿入歌を歌うふくじゅ草のコンサート「心に明かりが灯るまで」が開催され、美しい歌声とギターの音色が坂の上の雲ミュージアムに響きわたり、会場に詰めかけた多くの方が酔いしれていました。
おかげさまで「和田重次郎顕彰展示会」は盛況のうちに終わりました。会場に来ていただいた方、ご尽力いただいた多くの関係者の方に厚くお礼申しあげます。
12月20日(土)午後6時30分(開場6時)から松山市総合コミュニティセンター・コスモシアターにて「プラネタリウム クリスマス コンサート」を開催します。 このイベントは、和田重次郎を主人公にしたプラネタリウム番組「オーロラになったサムライ」を今年の夏休みに投影したところ、大変好評であったことから、冬休みも投影するもので、そのオープニングイベントとして開催するものです。 当日は、プラネタリウム番組「オーロラになったサムライ」を投影するほか、その挿入歌を歌っているTAKAバンドのコンサートもします。直径23メートルの大スクリーンに美しい星座やオーロラを写しながら、挿入歌をはじめクリマスソングやオリジナルソングが歌われます。 どうぞアラスカの美しく壮大な自然の中、素敵なクリスマスの夜をお過ごしください。 また、翌21日から来年の1月12日(月)まで、午前11時から、プラネタリウム番組「オーロラになったサムライ」の一般投影をします。こちらもどうぞお越しください。アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で素敵なプレゼントが当たります。


和田重次郎顕彰会メンバーの和田利百氏(和田重次郎の兄 平太郎の孫)と越智利明氏は、平成20年9月9日から21日まで、サンノゼにいる和田重次郎の子孫とカナダのホワイト・ホースにいる和田重次郎研究グループとの交流を図るため渡航しました。
特に、サンノゼでは、和田重次郎の一人娘の日米子には、16人の子供がいますが、ただ一人存命されている子と曾孫のデビット・オヘアーたち親族と一緒に日米子の墓を訪ねました。
また、カナダのホワイト・ホースでは、日系人を中心に和田重次郎の研究が熱心にされており、情報交換を活発に行いましたが、その中心的人物である鳥飼文彦氏の家族が、今度は10月25日から27日まで、松山と内子に訪問していただき、顕彰碑や重次郎の母セツの墓などを訪れるとともに、松山市日の出町や内子町の方々と交流を深め、松山市の中村時広市長とも面談しました。
