世界に広がる和田重次郎顕彰活動
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1937年(昭和12年)
- 和田重次郎 サンディエゴにて死亡
- 1973年(昭和48年)
- 東 良三氏が「アラスカ 最後のフロンティア」(山と渓谷社)で和田重次郎を紹介
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1974年(昭和49年)
- 山口常助氏(宇和島市文化財保護審議会議長)と作家谷 有二氏が和田重次郎の調査を始める。
作家新田次郎氏が雑誌「小説現代」で「犬橇使いの神様」を掲載。重次郎を紹介 - 1975年(昭和50年)
- シアトルの日系2世ノリオ・ミツオカ氏の娘(中学生)が重次郎について、アラスカ新聞のRobert De Armond氏に問い合わせをする。
- 1979年(昭和54年)
- 愛媛新聞に「アラスカ探検王は松山の人」 (2月17日)の記事が掲載。初めて重次郎が紹介される。
谷 有二氏が雑誌「山と渓谷」に「ジュージロー・ワダの活躍」を掲載する。 -
1983年(昭和58年)
- Robert De Armond氏が雑誌『Alaska』にて重次郎を紹介
- 1985年(昭和60年)
- 中時雄市長が和田重次郎高齢につき「死亡認定」を許可し、戸籍抹消
- 1992年(平成4年)
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アラスカより日系2世シルビア・小林氏とノリオ・ミツオカ氏が重次郎の調査のために来日
- 1995年(平成7年)
- 谷 有二著「オーロラに駆けるサムライ」(山と渓谷社)出版
アメリカ通商局USTTA Newsとアラスカ州観光局日本事務所にて「オーロラに駆けるサムライ」が紹介される。
愛媛新聞にて、9月8日から谷 有二氏による「アラスカを沸かせた男」が25回連載される。 - 1996年(平成8年)
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カナダユーコン準州の新聞に、宮原史子氏により和田重次郎の活躍が掲載される。
東京有楽町・外人記者クラブにて「オーロラに駆けるサムライ」の講演を行う。 - 1997年(平成9年)
- 南海放送のラジオドラマ「オーロラになったサムライ」が日本民間放送連盟賞・ラジオ娯楽部門で最優秀賞受賞
- 1998年(平成10年)
- ハワイラジオ局KJPNにて南海放送のラジオドラマ「オーロラになったサムライ」が放送される。
- 2003年(平成15年)
- 重次郎の生涯を描いた、北海道放送制作の「オーロラのサムライ」があいテレビにて放映される。
- 2005年(平成17年)
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重次郎の娘日米子(ヒメコ)の子孫が見つかると、重次郎研究家ノーマン・ケーガン氏より連絡がある。
カナダ・ホワイトホース在住の鳥飼夫妻により、人権擁護評議会にて重次郎がクローズアップされ始める。 - 2006年(平成18年)
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- 1月3日 重次郎の子孫 Heather O‘Hareが内子町を訪問
- 7月22日 谷 有二氏による講演会が素鵞公民館にてある。
- 11月6日 松山市日の出町の公民館にて、和田重次郎の建立について協議が行わる。
- 12月24日 「坂の上の明治人」の第2回ラジオシンポジウム「WHO IS 和田重次郎」を開催
- 2007年(平成19年)
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- 2月6日 犬ぞりレース「ユーコン・クエスト」の前夜祭にて、人権擁護評議会により重次郎の活躍が紹介される。
- 7月16日~8月1日 松山城ロープウェイ展示室にて顕彰展示会を開催
- 9月3日 和田重次郎顕彰碑が松山市日の出町河川緑地公園に建立され、除幕式を開催
- 9月12日 松山市総合コミュニティセンターにて顕彰展示会を開催
- 9月26日 上岡治郎顕彰会初代会長(元素鵞小学校校長)逝去
- 2008年(平成20年)
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- 3月18日~24日 内子自治センターにて顕彰展示会を開催。7日間で延600名来場
- 8月8日 南海放送がラジオドラマ「オーロラになったサムライ」をプラネタリウム番組として制作し、試写会「アラスカと『オーロラになったサムライ』を観る会」をコミュニティセンター・コスモシアターにて開催する。9日~21日まで一般投影し、21日間で延1,400名が来場する。
- 9月9日~21日 重次郎の兄平太郎の孫 和田利百氏等顕彰会会員が重次郎の子孫に会うために渡米し、カナダ・ホワイトホースやフェアバンクスにいる重次郎研究グループ等との交流を図る。
- 10月25日~27日 カナダ・ホワイトホースの重次郎研究家の鳥飼文彦氏一家が松山、内子を訪れる。
- 11月20日~24日 内子町小田にて顕彰展示会開催。5日間で延150名が来場
- 12月20日 コミュニティセンター・コスモシアターにて、「プラネタリウム・クリスマスコンサート」を開催する。200名来場
- 2009年(平成21年)
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- 二代目会長として、前松山市教育長 土居貴美氏が就任
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8月1日~15日 「坂の上の雲ミュージアム」にて顕彰展示会を開催。延約3,000名来場
- 8月1日 日本人マッシャー舟津圭三氏と谷 有二氏を招いて、南海放送ラジオシンポジウム「キングと呼ばれた男 和田重次郎」を開催(坂の上の雲ミュージアム 顕彰展示会会場)
- 8月2日 コミュニティセンター・コスモシアターにて、「オーロラとアラスカを観て・知ろう」を開催。約70名来場
- 8月15日 展示会会場にて、ふくじゅ草コンサートを開催。約100名来場
- 10月7日 和田重次郎顕彰会 特定非営利活動法人として認定される。
- 10月24日~25日 松山市日の出町公民館にて顕彰展示会を開催。延約100名来場
- 2010年(平成22年)
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3月5日~13日 土居会長以下5名の顕彰会会員が重次郎の足跡とスワード市等との友好関係を図るため、アラスカを訪問
- 5月15日 愛媛CATVオープンスタジオにて、「和田重次郎トークショー」開催。出演者 田中和彦南海放送取締役(ラジオドラマ「オーロラになったサムライ」制作)。河野 啓北海道放送プロデューサー(ドキュメントドラマ「オーロラのサムライ」制作)。中村時広愛媛県知事。約70名来場
- 5月30日 ふくじゅ草コンサートを、コミュニティセンター・コスモシアターにて開催。約100名来場
- 7月 タバスコ・アーカイブスから、タバスコ社長マッキルヘニーと重次郎との関係について調査研究依頼がある。
- 9月12日 松山市出身アラスカ写真家松本紀生氏によるフォトライブをコミセン・コスモシアターにて開催。約300名来場。
- 10月12日 DVD「オーロラになったサムライ」を市内全小学校に贈呈するために、素鵞小学校にて贈呈式を開催。
- 10月28日~11月23日 「坂の上の雲ミュージアム」にて顕彰展示会を開催。延約10,000名来場
- 10月28日 DVD「オーロラになったサムライ」を内子町内全小学校に贈呈するために内子小学校にて贈呈式を開催。
- 11月14日 アラスカ大学国際北極圏研究センター名誉所長(当時) 赤祖父俊一氏が来松し「科学講座」をコミュニティセンター・コスモシアターにて開催。参加者約80名。また、「和田重次郎シンポジウム」を愛媛県美術館講堂にて開催。シンポジウムでは、谷口義明 愛媛大学宇宙進化研究センター長・教授。田中和彦南海放送取締役も出演。途中、松浦宏之大成学院大学がセワード市での記念イベントの様子を発表。参加者約90名。
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- 2011年(平成23年)
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- 1月23日 日本人マッシャー舟津圭三氏による講演会を県美術館講堂にて開催。参加者約90名。
- 3月11日 重次郎の生涯を描いた漫画「オーロラに駆けるサムライ~和田重次郎物語~」を河原学園漫画クリエーター科の生徒たちが作製し、河原学園から1000冊贈呈される。漫画は顕彰会から市内全小中学校に配布する。
- 9月~24年2月「提案型パートナーシップ推進事業」として、「理科指導者のためのキング・和田 自然学校」を県内10校で開催
2012年(平成24年)
5月27日 和田重次郎顕彰会を創立してから5周年に当たることから、これを記念してこれまでの活動を振り返るとともに、現在及び今後の活動を展望するための「報告会」を総合コミュニティセンターにて開催。松浦宏之国際コーディネーターと舟津圭三氏の講演のほか、みかん一座のミニ公演も開催。200名参加
10月8日 坊っちゃん劇場での公演を目指してサポートチームを発足。サポーター約50名が参加しての「和田重次郎顕彰活動サポートチーム総会」を伊予鉄会館にて開催。
11月17日 和田重次郎顕彰碑が建立されてから5周年に当たることから、これを記念して「和田重次郎顕彰碑建立五周年記念事業」を日の出町分館にて開催。加戸守行前愛媛県知事ご夫妻及びみかん一座等70名が参加。
2013年(平成25年)
1月13日・14日 東温市の坊っちゃん劇場にてみかん一座ミュージカル「オーロラに駆けるサムライ~和田重次郎物語~」を公演する。和田重次郎役が藤﨑俊和さんから小糸 秀さんにバトンタッチする。三回公演で延1,700名来場。
3月20日~24日 アラスカ公演の可能性を探るために、坊っちゃん劇場でのミュージカルの字幕付きDVDを持って松浦宏之国際コーディネーターと上岡幹夫事務局長がアラスカに渡り、アラスカ和田重次郎顕彰会会員等と会う。
9月16日 みかん一座ミュージカル「オーロラに駆けるサムライ~和田重次郎物語~」のアラスカ公演を目指して、三週間にわたって「アラスカウィーク」を開催。初日に、写真家松本紀生氏によるフォトライブを県美術館講堂にて開催。100名参加。
9月23日~29日 〇坂の上の雲ミュージアムにて和田重次郎顕彰アラスカ写真展を開催。和田重次郎の生涯を写真や当時の新聞で紹介するパネルのほか、松本紀生氏や星野道夫氏の壮大なアラスカの風景写真を展示。延2,400名来場。
〇写真展のオープニングイベントとして、アラスカ和田重次郎顕彰会会長トニー中沢氏がアラスカ公演の依頼書 を持って来松。その授与式のほか、アラスカ公演を目指した大型パネル「いざ、アラスカ」のお披露目。 みかん一座によるミニ公演も開催。参加者70名
〇アラスカ公演実現に向けての支援組織として、「日米友好 アラスカ公演応援団発起人会」を伊予鉄会館にて開催。参加者80名。
10月6日 ファイナルイベントとして、星野直子トークショー「星野道夫と見た風景」を県美術館講堂にて開催。 参加者90名
2014年(平成26年)
4月29日 「オーロラに駆けるサムライ」の著者である作家 谷 有二氏が平成25年11月25日に逝去されたことから、同氏の遺徳を偲ぶために、「谷 有二氏を偲ぶ会」を松山市総合コミュニティセンター・コスモシアターにて開催。約120名参加。
8月5日 漫画「和田重次郎物語」の英語版を河原学園デザインアート専門学校から贈呈されたことから、贈呈式を和田重次郎顕彰碑の前で行う。この漫画は、500冊印刷してアラスカの学生や住民等に配布する。
8月24日~31日 アラスカ公演に向けて、戒田節子みかん一座座長、中村俊夫舞台監督と上岡幹夫事務局長がトニー中沢 氏及び松浦宏之国際コーディネーターの協力のもとアンカレッジの公演会場やスワード、フェアバンクスの会場を下見す るほか、現地スタッフ等と事前打合せをする。
9月7日 アラスカ公演応援プロジェクトとして、「和田重次郎カップ・チャリティーゴルフ大会」をエリエールゴルフ場 にて開催。144名参加。
10月4日 日米友好アラスカ公演プレイベントとして、「松本紀夫アラスカフォトライブ×岳人山」を総合コミュニティセンター・キャメリアホールにて開催。みかん一座のミニ公演や松本紀生氏の映像をバックにしての岳人山と中村和憲氏によるコラボコンサートを実施。入場者450名。
10月11日 アラスカ公演に向けて気運を盛り上げるために、日の出町の住民も交えて、日米友好アラスカ公演決起集会を開催。参加者60名。
2015年(平成27年)
4月28日~5月6日 加戸守行氏を団長とする日米友好アラスカ公演訪問団(95名)を結成。
4月28日 松山空港にて中村時広愛媛県知事等が出席しての出発式を開催。羽田空港、シアトル空港を経由してアンカレッジに到着。
4月29日 スワード高校にて市民も交えての交流会を開催(300名参加)。
4月30日 午前10時からアンカレッジのパフォーミング・アーツセンターにて、アジア8カ国の文化を紹介する「カルチャーエキシビション」にみかん一座が参 加。正午からウェルファーゴ銀行でプレゼンテーション。 午後6時から主催者であるアジアン・アラスカンカルチャルセンターの理事とのキャスティングパーティーに参加。
5月1日 内子・和田重次郎顕彰会13名がワシラ市を公式訪問。 午後7時から、パフォーミング・アーツセンターにてみかん一座ミュージカル「オーロラに駆けるサムライ~和田重次郎物語~」を公演(入場者1,700 名)。
5月2日 みかん一座33名と随行団9名の計42名がフェアバンクスに出発。アラスカ大学。パイプライン。ビジターセンター等訪問。
5月3日 ウェストバレー高校にて市民交流会を開催(200名参加)。スクエアダンスの現地グループとも交流。
5月4日から6日にかけて帰国。
5月23日・24日 アラスカ公演の報告会を兼ねた、みかん一座ミュージカル「オーロラに駆けるサムライ~和田重次郎物語~」ありがとう公演(ラストステージ)を松山市民会館中ホールにて公演。三公演で延2,000名来場。
8月29日 愛媛県美術館講堂にて「アラスカ公演報告会」を開催。南海放送製作の「アラスカを拓いたサムライ~和田重次郎母子物語~」 と愛媛CATV製作の「ステ★キネ みかん一座ミュージカル オーロラに駆けるサムライ~和田重次郎物語~」を上映する。100 名来場。また、29日・30日と県美術館2階特別展示室にてアラスカ公演写真展「アラスカの軌跡~細川博美写真展」も同時開催。
9月 三代目会長として、南海放送代表取締役 田中和彦氏が就任。 10月9日~11月4日 内子町ビジターセンターと内子町自治センターにてアラスカ公演写真展「アラスカの軌跡と奇跡」を開催。延1,500名来場
2016年(平成28年)
5月1日 みかん一座ミュージカルのアラスカ公演が平成27年5月1日に開催され、父源八が亡くなり重次郎が母セツと一緒に松山市日の出 町に越してきたのが明治12年5月であったことから、毎年5月を和田重次郎顕彰記念月として記念イベントを開催することとなる。 第一回目は、重次郎の胸像の台座にアラスカ公演をしたことを刻字し披露する。参加者50名
9月23日 アラスカ公演を契機にして、アラスカでも重次郎を顕彰していこうという動きが起き、犬ぞり使い(マッシャー)のダン・シービ ー氏が中心となってスワード海浜公園に重次郎像が建立。除幕式に、戒田節子みかん一座座長、松浦宏之氏、クラパムコモンカンパ ニーの菅紀子代表、上岡幹夫事務局長が日本から参加。また、カナダ・ホワイトホースにて、マッシャーの本多有香さん、カナダ顕彰会鳥飼文彦会長等とも交流する。
11月1日 アラスカ公演の報告会を兼ねた「ありがとう公演」をドキュメンタリー番組にした愛媛CATV製作の「ステ★キネ みかん一座ミュージカル オーロラに駆けるサムライ~和田重次郎物語~」をハワイのCATV放送局NGNで放映されることとなり、その放映PRイベントがハワイ最大のショッピングモール「アラモアナショッピングセンターコートステージ」にて開催。みかん一座によるミニ公演と愛媛県参与らによる県主催の「愛媛物産フェア」PRイベントが行われた。
11月5日 重次郎と同じ時代に海外に出て活躍した偉人、フランク安田とジョン万次郎を顕彰している「フランク安田友の会」の里見 亮顧問、「ウェルカムジョン万の会」の田中宏美会長が出席し、南海放送PALスタジオにてトークセッションを開催。参加者30名。
11月6日~21日 坂の上の雲ミュージアムにて、和田重次郎顕彰展示会を開催。延6,000名来場。
2017年(平成29年)
5月3日 二回目の顕彰記念イベントを顕彰碑前にて開催。顕彰碑周辺を毎日清掃しているボランティアグループの方々に感謝状を贈呈。また、日の出町分館にて重次郎の偉業を追跡取材し南海放送ドキュメント番組「オーロラのサムライ」を製作した伊東英朗ディレク ターと松浦宏之氏によるトークショーを開催。参加者40名
9月15日 タナナ平原で重次郎と一緒に金鉱を発掘したイタリア移民フェリックス・ペドロの故郷のファナーノで開催されたシンポジウムに て上岡幹夫事務局長が重次郎について発表、菅 紀子さんが通訳するとともに、フェリックス・ペドロ顕彰会、フェリスの親戚及び地元住民と交流を深める。
11月18日 アメリカ・カナダ・日本の各国顕彰会の代表が一堂に会し、坂の上の雲ミュージアム二階ホールにて国際シンポジウムを開催。 国際ウェブサイトの設立等三か国がより協力連携を図るための調印をした。参加者80名。
2018年(平成30年)
2月9日 地方新聞46紙と共同通信社が主催する第8回地域再生大賞で、日頃の活動が認められ、和田重次郎顕彰会が優秀賞を受賞する。
4月 教育出版社の道徳の教科書(小学五年生)に和田重次郎が掲載され、松山市教育員会にて採用。また、ふるさと松山学のダイジェス ト版にも重次郎が掲載され、市内小学生に配布される。
5月2日 三回目の顕彰記念イベントを顕彰碑前で開催。重次郎の子孫のマイケル・オヘア―とパティー・リアドンたちが参加。これまで顕彰 活動にご尽力いただいた方々に感謝状を授与。参加者30名。
10月13日 明治150年を記念して、明治時代に活躍した愛媛県出身の三人の偉人水野広徳、重見周吉、和田重次郎を、各界で活躍する三人 の女性、NHKワールド榎原美樹エグゼクティブプロデューサー、戒田節子みかん一座座長、アイムまつやま菅 紀子理事長に語 ってもらうトークショーを坂の上の雲ミュージアム二階ホールにて開催。参加者80名。 また、同日から11月9日まで、三人の偉人展も同時開催。延8,000名来場。
11月30日 タナナ平原で重次郎と一緒に金鉱を発掘したフェリックス・ペドロの故郷にあるファナーノ小学校と重次郎の故郷の素鵞小学校の 五年生がテレビ電話(スカイプ)を通して交流授業を行う